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生活習慣病の治療

生活習慣病とは?

生活習慣病は、日々の偏った生活習慣が原因で引き起こされる疾患です。

若い頃はあまり気にならないかもしれませんが、年齢とともにその影響が蓄積し、気づいた時にはメタボリックシンドロームや糖尿病、高血圧、脂質異常症(コレステロールや中性脂肪の異常値)、動脈硬化などを発症することがあります。これらの主な原因には、肥満、運動不足、過食などの生活習慣の乱れが挙げられます。

生活習慣病を放置すると、将来的に心臓病や脳卒中といった重篤な疾患を引き起こすリスクが高まるため、早めの対策が重要です。

生活習慣病の主な病気・疾患

糖尿病

心臓病

動脈硬化症

肥満症

高脂血症(脂質異常症)

痛風(高尿酸血症)

脳卒中

​高血圧症

生活習慣病の治療方法について

食事療法と運動療法が基本となり、病状によっては薬物療法も行います。まずは定期的な健康診断を受けることを習慣化し、食生活を見直すこと、適度な運動を取り入れることが重要です。

具体的な生活習慣病の改善は、診察時に患者様の日常生活を伺ったうえでご案内します。

食事療法

和食

糖尿病や高血圧、脂質異常症など、生活習慣病には食事療法が重要です。

そのためには、カロリー・塩分・コレステロールに注意して、バランスのよい食事を摂るようにしましょう。

運動療法

適切な運動は、血圧の低下や糖尿病の改善、脂質異常症の改善、肥満の解消、ストレスの軽減に効果的であり、さらに動脈硬化や心臓病の予防にもつながります。食生活と合わせて運動を取り入れることは、健康維持において非常に重要です。

なお病気によって運動が制限される場合もありますので、医師のアドバイスにより適切に行ってください。

ウォーキング

薬物療法

生活習慣病の進行を防ぎ、合併症を防ぐために、処方薬を使用することがあります。

  • 高血圧には降圧薬

  • 糖尿病にはインスリンや経口血糖降下薬

  • 高脂血症にはスタチン類(コレステロールを下げる薬)など

薬
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